早くも今年もあとわずか、12月になり忘年会や大掃除、クリスマスの準備やお仕事のラストスパート等でお忙しくされてる方も多いかと思います。
もしかすると、年の瀬にやることが多くて、「あれもしなきゃ!これもしなきゃ!」と自分の深呼吸を忘れるくらい切羽詰まっている方もいらっしゃるかもしれませんね💦
YucoNも年末の大掃除や、今年最後のオーラアート制作に力を注ぎ、あっと言う間に過ぎていく毎日を送らせて頂いています🍀
もちろん、他にもやることがたくさんあり、正直あたふたもしています(笑)
でも、先日、あることがきっかけでその忙しさを乗り越える方法が舞い降りてきました♡
今日はそのお話をしようと思います。
それは、ある日の帰宅途中に満員電車から下り、すぐに何段にもなる階段を上っていた時のことです。
「う~、最近、運動不足のせいか足が疲れる・・・。最近忙しいせいもあるなぁ・・・。」
トントントントン・・・
「まだ階段あるのかぁ〜。」
そうため息をつくほど長く続くその階段を上っていた時、ふと、ある記憶が蘇ってきたのです。
それは私が小学3年生くらいだった頃、夏におじいちゃんと海水浴へ行った時のことでした。
炎天下の中、海までは長い階段を上っていかないといけません。
黙々と上っていく私・・・。
その隣にはおじいちゃんがいました。
前を見ると、母と妹は元気よくスタスタと上っています。
「なんであんなに速く上れるのか・・・」
そんなことを思いながら、私はだんだんと足が痛くなり、スピードダウン。
早く海がみたいのに、なかなか辿り着かないもどかしさにイライラして「足が痛い、痛い」と何度も弱音を言ってしまったのです。
その時、おじいちゃんが私に言ってくれた大切な言葉を思い出したのです。
おじいちゃんは私に言いました。
『足が痛いんか?頑張れ!海はあと少しや。』
『こんなときはなぁ、遠くを見たらダメなんだよ。コツはなぁ、5段先をみること。』
そう教えてくれたのです。
私は一生懸命に5段先を見ました。
5段上ったら、また次の5段先を目指してまた階段を上る・・・。
その繰り返しをしていると、不思議と気持ちは落ち着いたのです。
5段ずつの目標がゴールみたいで楽しくて、次第に足の痛みもすっかり忘れていきました。
「あっ、もう海に着いた~!!」
・・・そんなことがありました。
そのことを懐かしいなぁ〜と思いながら、久々に思い出していました。
「今、あの時の階段を上っていた疲れと似ている・・・」
そんなことを思いながら、「よし、やってみよう!5段先!5段先!」と目をやりました。
トントントントントン・・・
「着いた!」
トントントントントン・・・
「着いた!」と。
登りながら「あ!」っと思ったことがありました。
あの時はなぜ気持ちが落ち着き、足の痛みが魔法みたいに消えたのか理解できなかったのですが、ようやくわかったのです。
おじいちゃんは【大きな目標へ向かうためには、小さな目標を定めて喜びや爽快さを感じること】の大切さを教えてくれていたのだと思います。
もしかして、それは人生でも当てはまるのではと思いました。
今の私は年末の忙しさにバタバタし、「あれもしなきゃ、これもしなきゃ!」と多くのことを頭の中で山積みにして、全体的にスローダウンし、やるべきことがたまっていたように思います。
おじいちゃんが教えてくれたように、今の状況も山積みの課題を見ず、「まずは【近くのゴール】を一つ一つ目指すことが大切なんだ!」そう思いました。
『近くの目標をゴールしていくと、いつの間にか大きなところにゴールしているよ。』
「おじいちゃんの言葉・・・今ならちゃんとわかるよ。」
「人生で大切な生き方を教えてくれていたんだね。」
なんだか心があったかくなりました。
私は階段を上りながら、心の中で、天国にいるおじいちゃんにお礼を言いました。
「ありがとう。今、やっとわかったよ。ありがとう・・・」
その時から私は変わりました。
忙しいのには変わりはないですが、自分にできる【近くのゴール】をを一つひとつクリアしていけるようになりました🌈
「やっぱりあのときと同じ!」
今、すべきことを達成するたびに嬉しさや爽快感を感じることができています🌻
そして気付くと、山積みだったやるべきことは、いつの間にか無くなっています🌈
あなたも、そんな考え方をぜひ取り入れてみて、心穏やかで素敵な年末を過ごして下さいね♡
Aura Artist YucoN
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